今日はー、
寺島しのぶさんが、
クリエイティブアートディレクターの
ローラン・グナシアさん(通称ロロ)と
ご結婚なされた日でございます。
って、婚姻届を提出した日が結婚記念日で良いんだよね?
昨年の1月31日に
「Will you become my wife?」
と房総の砂浜にロロさんが書き、
「oui.」
とフランス語でしのぶさんが答えました。
かっこええ。
そんなしのぶさんは、
今年も日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞されました。
まぁ、『愛の流刑地』に日本テレビが関わってるのもあるかもしれませんがね。
親の七光りと言われようが
脱いだからだと言われようが
そんなん関係無い。
逆にしのぶさんは親の七光りがあったからこそ苦労したんですから。
蜷川幸雄さんに
「お前はブスだから演技でしか勝負出来ないんだからな」
と直球で言われたりしたんですから。
赤目四十八滝で撮影してた時なんて
知らないおっちゃんに
「あんた親の七光りがあるから映画に出れたんでしょう?」
なんて直接言われたんですから。
でもそれに対してしのぶさんは
「いや、親の十四光くらいですよ」
なんて言ってのけたんですよ。
それに染五郎と付き合ってた時だって
しのぶさんが演劇や映画で賞を受賞しても
「そんな賞なんて何の意味も無い」
と染五郎に言われた。
染五郎は一切しのぶさんの事を褒めなかった。
小さい頃だって、自分は歌舞伎の舞台に立てるものだと思ってた。
でも弟が産まれて、家族がどんどん弟中心の生活になり
歌舞伎の舞台に立てない事を知り、お稽古も無駄だと分かった。
それが始めての挫折だった。
「他の女優が断ってきた仕事をやる方がモチベーションが上がる」
愛ルケの冬香を演じるにあたってしのぶさんはこう言いました。
小さい頃の挫折感や、屈辱感がこういったハングリー精神を生んで
しのぶさんは女優として大成していき
賞も沢山受賞し、
富司純子さんも「寺島しのぶさんの母親」と紹介されるようにもなりました。
そしてとある映画祭でロロさんと出会い、
結婚に至りました。
ロロさんは染五郎とは真逆で、しのぶさんの事を褒めてくれます。
あぁ、本当にしのぶさんの事を語り始めたらキリが無いです。
まるで自分の事の様に泣けてきます。
ていうか何でしのぶさん語りになったんだ(笑)
でもとりあえず、
しのぶさん、おめでとう。
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